32ビットOS上での3GBを越えるメモリの管理外領域の使用法「RAM Disk」

OSに対して過大なメモリ容量であっても
RAM化すれば無駄になりません

32ビットOS上ではメモリの認識限界が約3GB程度ですが
実メモリが4GB、8GBなどでそれを越えている場合、
それらの管理外領域をメモリとして考えず
別のハードウェアとして使用する方法が注目されています。
管理外領域を超高速のキャッシュ領域として使用するRAM Diskソフトです。
ソフトウェアはフリーソフトで無料で手に入ります。

メモリと同レベルの速度で読み書きできますのでHDDの数十倍の速度で動作し、
同フォルダで数百MBくらいのファイルなら
コピー状況の進捗ダイアログも出ずに一瞬でコピーできます。
ただし、再起動すると中身が消えてしまうため、
(Windows終了時に自動的に内容をHDDにコピーできるよう設定できます)
主な用途はインターネットのキャッシュやテンポラリ、
作業領域などの使用法になると思います。
特にインターネットのキャッシュに設定するとブラウジングが非常に快適になります。

4GBだとRAM Diskとして使用できる領域が
500~900MBくらいですので利便性はそこまで高くはないですが、
8GBでは5GB近い超高速のHDD領域ができますので
いろいろと用途の幅が広がるかと思います。

少し上級者向けな使用法ですが興味を持たれた方は
現在メモリが非常に安く購入できますのでこの機会に8GBのメモリをご検討ください。

[関連リンク]
[Gavotte Ramdisk まとめWIKI]
[@IT記事 RAMディスクで処理を劇的に高速化する]
[特別レポート 32bit Windowsの管理外領域をRAM Diskに使う]


※使用法・手順など具体的な技術的な問題に関しては弊社でサポートはできかねます。
 予めご了承ください。

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