「パソコンショップSEVEN」の
クリエイター/動画編集向けPC EFFA(エファ)
秋葉原のBTOパソコン専門店『パソコンショップSEVEN』では、動画編集を快適にこなせるクリエイター向けのパソコンや、ゲーミングPC、ハイエンドパソコン、低価格のパソコンなど、ニーズに合わせたPCをご用意しています。
安心の国内製造・サポート。全パーツをカスタマイズ可能、パーツ相性の問題についてはすべて当店でチェック済み。10年以上組み立てを専門に担当しているベテランのスタッフが一台ずつ手作業で組立てを行い、丁寧に動作確認してからお届けいたします。
1. 動画編集用PCの選び方
最近ではYouTubeなどの動画投稿サイトに自分で制作・編集した動画を投稿される方が増え、当店のお客様からも「動画編集用途ではどのようなPCを選べばよいのか」というご質問をいただくようになりました。
このページでは、動画編集作業を行うためのパソコンの選び方や、動画編集に適したスペックのパソコンをご紹介をいたします。
動画編集PCにはどのようなスペックのパソコンが適しているか
動画編集PCは、動画のレンダリング・エンコードなどの作業が中心となります。そのためゲーミングPCと比べると重要視される性能がやや異なります。
動画編集PCに適した性能を考える上では、まずCPUの性能が重要です。動画のレンダリング・エンコード処理は主にCPUで行います。そのため、CPUは編集作業の速さに直結します。
次にメモリです。レイヤーを多く重ねる場合、複数の素材を開く場合など、質の良い動画を作ろうとするほどメモリの容量不足に悩まされることになります。使用するソフトに応じて、メモリ容量は充分に余裕を見ておきましょう。
長時間のレンダリング・エンコードなどの処理ではCPU・グラフィックボードに長時間継続して負荷がかかるので、発熱を抑えるための冷却性能が重要です。 温度の低い状態を保つことで本来の性能を発揮して処理が行えます。
ゲーミングPCほどではないですが、グラフィックボードが必要な場合もあります。これはソフトによって異なりますが、Adobe系でPremiere、After Effectsなどの使用を考えているなら、GPU性能のサポートがありますのでレンダリング、エンコード、デコードなどで作業効率が格段に上がります。
また、編集作業やエンコード作業などでは大きなキャッシュデータが作られます。大容量のSSD/ハードディスクを搭載しているとディスクの容量不足に困りません。
このように動画編集PCには各構成パーツに一定以上の性能が求められます。ただし、必要なスペックは使用するソフトにも大きく左右されます。フリーソフトを使う場合は、ミドルレンジモデルからでも動画編集は可能です。
>>おすすめの動画編集向けパソコンはこちら。
高性能なCPUを搭載したPC
CPUはパソコンの頭脳ともいえるパーツで、動画編集時の処理を担う重要なパーツです。
CPUを選ぶときにはコア数を確認します。コア数とは、CPUの中に入っている中央処理ユニットの数です。動作クロックも重要ですが、現行の動画編集ソフトの多くは多コアの並列処理に対応しています。コア数が多いほど、プレビューやレンダリング、エンコードなどの作業が短時間でこなせます。
したがって、
・ストレスなく軽快に動画編集作業を進めていきたい
・日頃から作業効率を意識して作業をしており、作業効率の上がる環境で作業したい
・プロのクリエイターとして活動できる環境を自宅に構築したい
という方には、コア数の多いCPUを搭載したパソコンがおすすめです。
それから、CPUのグレードも確認しましょう。Core i3、Celeronといった低価格CPUとCore i7、Ryzen9などの上位モデルの違いはCPUのコア数の差もありますが、CPU内のキャッシュ容量に何倍も差があります。
キャッシュ容量はCPUに内蔵された超高速なメモリ領域です。キャッシュの大小は簡単な事務作業などでは体感できませんが、動画編集のように複雑な処理、負荷の高い処理を行う際は処理能力に大きな差が現れますので、これも重要なポイントの一つです。
主要なCPUの性能比較表
型番 | 規格 | クロック (TB時) |
コア/スレッド | L3キャッシュ | 性能値(Pass markベンチマーク)※ |
|
---|---|---|---|---|---|---|
Core Ultra 9 285K | LGA1851 | 5.7GHz (3.7GHz/Pコア) |
24/24 | 36MB | 検証中 | |
Core Ultra 7 265KF | LGA1851 | 5.5GHz (3.9GHz/Pコア) |
20/20 | 30MB | 検証中 | |
Core Ultra 7 265K | LGA1851 | 5.5GHz (3.9GHz/Pコア) |
20/20 | 30MB | 検証中 | |
Core Ultra 5 245KF | LGA1851 | 5.2GHz (4.2GHz/Pコア) |
14/14 | 26MB | 検証中 | |
Core i9-14900KS | LGA1700 | [P]3.2GHz [E]2.4GHz 最大 6.2GHz |
24/32 | 36MB | 63900 | 2024年モデル 取扱終了 |
Core i9 -14900K |
LGA1700 | [P]3.2GHz [E]2.5GHz 最大 6.0GHz |
24/32 | 36MB | 60500 | |
Core i9 -14900 |
LGA1700 | [P]2.0GHz [E]1.5GHz 最大 5.6GHz |
24/32 | 36MB | 52800 | |
Core i9 -13900KS |
LGA1700 | [P]3.2GHz [E]2.2GHz 最大 6.0GHz |
24/32 | 36MB | 62600 | 2023年モデル 販売終了 |
Core i9 -13900K |
LGA1700 | [P]3.0GHz [E]2.2GHz 最大 5.8GHz |
24/32 | 36MB | 56500 | 2022年モデル 販売終了 |
Core i9 -13900 |
LGA1700 | [P]2.0GHz [E]1.5GHz 最大 5.6GHz |
24/32 | 36MB | 50600 | 2023年モデル 販売終了 |
Core i9 -13900F |
LGA1700 | [P]2.0GHz [E]1.5GHz 最大 5.6GHz |
24/32 | 36MB | 58300 | 2023年モデル 販売終了 |
Core i7 -14700K |
LGA 1700 |
[P]3.4GHz [E]2.5GHz 最大 5.6GHz |
20/28 | 33MB | 53200 | |
Core i7 -14700 |
LGA 1700 |
[P]2.1GHz [E]1.5GHz 最大 5.4GHz |
20/28 | 33MB | 47500 | |
Core i7 -13700K |
LGA 1700 |
[P]3.4GHz [E]2.5GHz 最大 5.4GHz |
16/24 | 30MB | 44700 | 2022年モデル 販売終了 |
Core i7 -13700 |
LGA 1700 |
[P]1.5GHz [E]2.1GHz 最大 5.2GHz |
16/24 | 30MB | 40100 | 2023年モデル 販売終了 |
Core i7 -13700F |
LGA 1700 |
[P]1.5GHz [E]2.1GHz 最大 5.2GHz |
16/24 | 30MB | 39200 | 2023年モデル 販売終了 |
Core i5 -14600KF |
LGA 1700 |
[P]3.5GHz [E]2.6GHz |
14/20 | 24MB | 39100 | |
Core i5 -14400F |
LGA 1700 |
[P]2.5GHz [E]1.8GHz |
10/16 | 20MB | 25400 | |
Core i5 -13600KF |
LGA 1700 |
[P]3.5GHz [E]2.6GHz |
14/20 | 24MB | 35100 | 2022年モデル 販売終了 |
Core i5 -13400 |
LGA 1700 |
[P]2.5GHz [E]1.8GHz |
10/16 | 20MB | 26100 | 2023年モデル 販売終了 |
Core i3 -14100 |
LGA 1700 |
3.5GHz (4.7GHz) |
4/8 | 12MB | 14700 | |
Core i3 -13100 |
LGA 1700 |
3.4GHz (4.5GHz) |
4/8 | 12MB | 13400 | 2023年モデル 販売終了 |
Ryzen Threadripper PRO 5995WX |
Socket sWRX8 | 2.7GHz (4.5GHz) |
64/128 | 256MB | 95300 | 2022年モデル 販売終了 |
Ryzen Threadripper PRO 5975WX |
Socket sWRX8 | 3.6GHz (4.5GHz) |
32/64 | 128MB | 76000 | 2022年モデル 販売終了 |
Ryzen 9 9950X |
Socket AM5 | 4.3GHz (5.7GHz) |
16/32 | 80MB | 検証中 | |
Ryzen 9 9900X |
Socket AM5 | 4.4GHz (5.6GHz) |
12/24 | 64MB | 検証中 | |
Ryzen 7 9700X |
Socket AM5 | 3.8GHz (5.5GHz) |
8/16 | 32MB | 検証中 | |
Ryzen 9 7950X3D |
Socket AM5 | 4.2GHz (5.7GHz) |
16/32 | 128MB | 64700 | |
Ryzen 9 7950X |
Socket AM5 | 4.5GHz (5.7GHz) |
16/32 | 64MB | 63300 | |
Ryzen 9 7900X |
Socket AM5 | 4.7GHz (5.6GHz) |
12/24 | 64MB | 51900 | |
Ryzen 9 7900 |
Socket AM5 | 3.7GHz (5.4GHz) |
12/24 | 64MB | 48100 | |
Ryzen 7 8700G |
Socket AM5 | 4.2GHz (5.1GHz) |
8/16 | 65MB | 31600 | |
Ryzen 5 8600G |
Socket AM5 | 4.3GHz (5.0GHz) |
8/16 | 65MB | 25000 | |
Ryzen 7 7800X3D |
Socket AM5 | 4.2GHz (5.0GHz) |
8/16 | 96MB | 34800 | |
Ryzen 7 7700X |
Socket AM4 | 3.8GHz (4.7GHz) |
8/16 | 32MB | 36300 | 2022年モデル 販売終了 |
Ryzen 7 7700 |
Socket AM4 | 3.8GHz (5.3GHz) |
8/16 | 32MB | 34400 | |
Ryzen 7 5800X3D |
Socket AM4 | 3.4GHz (4.5GHz) |
8/16 | 96MB | 27200 | 2022年モデル 販売終了 |
Ryzen 7 5700X |
Socket AM4 | 3.4GHz (4.6GHz) |
8/16 | 32MB | 22700 | 2022年モデル 販売終了 |
Ryzen 5 7600X |
Socket AM4 | 3.7GHz (4.6GHz) |
6/12 | 32MB | 28200 | 2022年モデル販売終了 |
Ryzen 5 7600 |
Socket AM4 | 3.8GHz (5.1GHz) |
6/12 | 32MB | 28100 | |
Ryzen 5 5600X |
Socket AM4 | 3.7GHz (4.6GHz) |
6/12 | 32MB | 22000 | 2022年モデル 販売終了 |
Ryzen 7 5700G |
Socket AM4 | 3.8GHz (4.6GHz) |
8/16 | 16MB | 23700 | 2022年モデル 販売終了 |
Ryzen 5 5600G |
Socket AM4 | 3.9GHz (4.4GHz) |
6/12 | 16MB | 19800 | 2022年モデル 販売終了 |
環境によって誤差があり、結果を保証するものではありません。
動画編集用途で人気のCPUについて
動画編集用途で人気の高いCPUはIntelのCore i7シリーズです。予算を抑えるならCore i5、高解像度の動画を編集する方にはCore i9シリーズも人気です。AMDでCPUを選ぶ場合は、Ryzen 5〜Ryzen 9シリーズが候補に挙がってきます。
動画編集をするための主要なソフトウェアには、Adobe Premiere Pro / Elements、After Effects、Filmora、DaVinciなどがあります。いずれにしても高いCPU性能が求められます。無料でユーザーの多い軽量なAviUtlは、GPUアクセラレーションに非対応なのでCPU性能がそのまま処理速度となります。
他に見るべき指標には、スレッド数、動作クロック周波数があります。
動作クロック周波数は、CPU内部の回路が動作する速さを表します。1秒間に処理できるステップの数となります。グレードが高いCPUほど最大の動作クロック周波数が高い傾向があるため、単純に処理速度が早く動画編集に向いています。スレッド数は、CPUが同時にこなせる仕事の数のことです。並列処理を行う場合はスレッド数が多いほうが有利です。
大容量メモリを搭載したPC
動画編集PCとしては、大容量メモリを搭載しているPCがおすすめです。メモリとは、CPUでの処理に使用される一時的なデータ保存領域のことです。動画編集作業では、素材ファイルを読み込んで作業しているときや、タイムライン上でプレビューをしているときに使用されます。また、タイムライン上でテロップや装飾などのレイヤーや、エフェクトを重ねていっても、PCの使用メモリ容量が増えていきます。メモリ容量が不足するとアプリケーションの動作が重たくなったり、固まったり、最悪の場合、異常終了してしまうことがありますので、メモリ容量が大きめのパソコンを選んでおくと良いです。
動画編集に適したメモリ容量について
動画編集PCを選ぶにあたっては、フルHD解像度や4K解像度での動画編集を想定されている方が多いと思います。フルHD解像度で動画編集を行う場合の最小限のメモリ容量は16GB以上、4K解像度であれば32GB以上がおすすめです。
ただし、動画の編集が可能なスペックと、快適にできるスペックは違います。フルHDで快適に作業をされたい方には32GB、4K解像度で快適に作業をされたい方には64GBや128GBがおすすめです。
用途・目的 | メモリ容量 |
---|---|
簡単な動画編集や写真の編集 | 8GB |
フルHD解像度での動画編集(可能) | 16GB |
フルHD解像度での動画編集(快適)、4K解像度での動画編集(可能) | 32GB |
4K解像度での動画編集(快適) | 64GB |
ビデオメモリ容量の多いグラフィックボードを搭載したPC
グラフィックボード搭載PCの利点
グラフィックボードは動画編集に限れば必ず必要なものではありません。ですが、GPUハードウェアアクセラレーションに対応している動画編集ソフトウェアを使用する場合には、グラフィックボードに搭載されているGPUを活用し、エンコードやレンダリングを高速に行うことができます。
主要な動画編集ソフトウェアはGPUハードウェアアクセラレーションに対応していますので、高性能なグラフィックボードを搭載したPCをお選びいただくことをおすすめいたします。
また、以前はプロ用の「Quadro」シリーズのグラフィックボードしか対応していませんでしたが、近年に登場した「GeForce RTX」シリーズでは10bitカラーに対応しています。高精細のモニタに対応しますので映像にこだわる場合はあったほうが良いでしょう。
ビデオメモリ容量の多いグラフィックボードがおすすめ
ビデオメモリのサイズは「描画できる画面サイズ」や「一度に処理できる3Dグラフィックの品質」に影響します。8GB〜16GBのビデオメモリ容量があれば、動画編集用PCとしては十分です。
GPUチップ | VRAM | ベースクロック (GHz) |
NVIDIA CUDA® コア/ AMD FLOPS |
性能 (3DMark ベンチマーク)※ |
|
---|---|---|---|---|---|
GeForce RTX 4090 | 24GB GDDR6X |
2.23 | 16384 | 33256 | 現在入荷待ち |
GeForce RTX 4080 SUPER |
16GB GDDR6X |
2.21 | 10240 | 28021 | |
GeForce RTX 4080 | 16GB GDDR6X |
2.21 | 9728 | 27822 | 2022年モデル 取扱終了 |
GeForce RTX 4070 Ti SUPER |
16GB GDDR6X |
2.34 | 8448 | 24113 | |
GeForce RTX 4070 Ti | 12GB GDDR6X |
2.31 | 7680 | 21644 | 2023年モデル 販売終了 |
GeForce RTX 4070 SUPER |
12GB GDDR6X |
1.98 | 7168 | 20866 | |
GeForce RTX 4070 | 12GB GDDR6X |
1.92 | 5888 | 17199 | |
GeForce RTX 4060 Ti | 8GB GDDR6X |
2.31 | 4352 | 13205 | |
GeForce RTX 4060 | 8GB GDDR6X |
1.83 | 3072 | 10224 | |
Radeon RX 7900 XTX | 24GB GDDR6 |
最大2.5 | 61 | 29532 | |
Radeon RX 7900 XT | 20GB GDDR6 |
最大2.4 | 52 | 25266 | |
Radeon RX 7800 XT |
12GB GDDR6 |
最大2.4 | 37 | 19816 | |
Radeon RX 7700 XT |
12GB GDDR6 |
最大2.5 | 35 | 16982 | |
GeForce RTX 3090Ti | 24GB GDDR6X |
1.56 | 10752 | 21861 | 2022年モデル 販売終了 |
GeForce RTX 3090 | 24GB GDDR6X |
1.40 | 10496 | 19806 | 2020年モデル 販売終了 |
Radeon RX 6900XT | 16GB GDDR6 |
最大2.25 | 23.04 | 18900 | 2020年モデル 販売終了 |
GeForce RTX 3080Ti | 12GB GDDR6X |
1.37 | 10240 | 19337 | 2021年モデル 販売終了 |
GeForce RTX 3080 | 10GB GDDR6X |
1440 | 8704 | 17715 | 2020年モデル 販売終了 |
GeForce RTX 3070Ti | 8GB GDDR6X |
1.58 | 6144 | 14524 | 2021年モデル 販売終了 |
Radeon RX 6800XT | 16GB GDDR6 |
最大2.25 | 20.74 | 17400 | 2021年モデル 販売終了 |
Radeon RX 6800 | 16GB GDDR6 |
最大2.105 | 16.17 | 14800 | 2020年モデル 販売終了 |
GeForce RTX 3070 | 8GB GDDR6 |
1.50 | 5888 | 13692 | 2020年モデル 販売終了 |
Radeon RX 6750XT | 12GB GDDR6 |
最大2.60 | 13.31 | 13200 | 2021年モデル 販売終了 |
Radeon RX 6700XT | 12GB GDDR6 |
最大2.581 | 13.21 | 12100 | 2021年モデル 販売終了 |
GeForce RTX 3060Ti | 8GB GDDR6 |
1.41 | 4864 | 11825 | 2020年モデル 販売終了 |
GeForce RTX 3060 | 12GB GDDR6 |
1.32 | 3584 | 8512 | 2021年モデル 販売終了 |
GeForce RTX 3050 | 6GB GDDR6 |
1.51 | 2304 | 6245 |
環境によって誤差があり、結果を保証するものではありません。
動画編集用途でグラフィックボードを選ぶときにはビデオメモリ容量だけを見て選んでもよいですが、ゲーム性能にも影響の大きいパーツですので、グレードを確認しながら慎重に選びましょう。
グレードは、GPU名の「RTX」に続く末尾の4桁の数字を見て確認します。上2桁が世代、下2桁がグレードです。「RTX 3060」なら「30」世代のグレード「60」ということになります。末尾の数字が大きいほどゲーム性能が高くなります。ゲームのプレイ・録画もできる動画編集PCを選ぶなら、RTX 3070以上のグラフィックボードを搭載したパソコンがおすすめです。
録画・配信用のキャプチャーボードを搭載したPC
キャプチャーボードは、ゲームの実況動画を制作・配信する際に使用するパーツです。家庭用ゲーム機と接続し、ゲームのプレイ映像を録画したり、ライブ配信をすることができます。家庭用ゲーム機を使ったゲーム実況がしたい方には必須のアイテムです。なお、キャプチャーボードによっては主要な動画配信サービスに簡単に配信するための専用ツールが付属していることがあります。キャプチャーボードを選ぶ際には、遅延なしで美しいゲーム映像を録画できる「4K/60fps HDRパススルー対応」のものがおすすめです。
高速なSSDを搭載したPC
SSDはファイルの読み込み速度や、書き込みが高速なストレージです。したがって、OSや動画編集ソフトウェアの保存場所や、素材データを読み書きする場所に適しています。最近では、通常のSSDに比べて高速かつ小型の「NVMe」と呼ばれる規格のSSDが主流になってきています。
動画データは、テキストや静止画に比べてファイルサイズが大きいので、メインのストレージには高速なSSDを選択しつつ、保存用のストレージとして容量あたりの価格が比較的安価な大容量ハードディスクを追加した構成のPCを選ばれる方が多いです。なお、ファイルの読み書きのスピードを重視される方には大容量のSSDを搭載したモデルがおすすめです。
冷却性能に優れたPC
長時間のレンダリングを行うときにはマシンに負荷がかかります。発熱を抑えるための冷却性能が必要です。適切なCPUクーラー、ファン、ケースを選択する必要があります。パソコンの自作の経験がない方には選ぶのが難しいと感じられるところかもしれません。パソコンショップSEVENではショップで適切な冷却装置を選択できるようBTOカスタマイズ画面でサポートしております。安心してお選びいただけます。
まとめ
動画編集PCの選び方についてご紹介しました。お客様のご予算感にもよりますが、動画編集でストレスを感じたくない方は、なるべく高い性能を持つパソコンを選ぶようにしましょう。
ここからは、ジャンル・用途別でおすすめのスペックを持つ動画編集PCをご紹介します。
2. ジャンル・用途別の動画編集PC
フルHD動画編集向けのPC
動画投稿サイト(YouTube、ニコニコ動画、Vimeoなど)では、フルHD(1920×1080)での投稿が主流です。動画投稿を始める方におすすめの動画編集PCをご紹介します。フルHD動画編集での編集が前提となるスペックですが、これから長く使っていくことを考えても、十分な性能が揃っています。
なお、YouTubeで「パン」「ティルト」「ズーム」「クロップ」などの演出を行っている動画をたまに見かけますが、映像の一部を切り取るような演出をすることで、画質が粗くなっているものも少なくありません。
上記のような演出をさせつつも画質を落としたくないと考えている方は、最終的に書き出すのはフルHD解像度の映像であっても、次にご紹介する「4K動画編集向けのPC」がおすすめです。
4K動画編集向けのPC
4K(3840x2160)で動画編集を行えるハイエンドな動画編集PCをお探しの方へ。プロ並みの映像を制作したいと考えている方はもちろん、プロユースの動画編集PCとしても充分に活躍できます。現在はフルHDでの動画投稿のほうが主流ですが、クリエイター向け動画配信プラットフォームであるVimeoや人気の動画投稿サイトのYouTubeでは、4Kで制作された動画の投稿に対応しています。
ゲーム実況者(ゲーム実況系YouTuber)向けの動画編集PC
ゲーム実況動画を投稿する方向けの動画編集PCをご紹介します。従来作〜最新の人気ゲームまで、幅広くゲームをプレイできる性能を持ち、高解像度で撮影したゲームのプレイ動画を編集できる性能を持つパソコンです。ゲーム1本あたりの大容量化に伴って、動画の保存にもスペースが必要になります。
理想としてはSSD 1TB以上+4TBハードディスク以上の構成がおすすめですが、ストレージへのアクセス速度を重視される方はSSD自体の容量を増やすようなカスタマイズを行うのも良いと思います。
3DCG動画クリエイター向けの動画編集PC
3DCG動画クリエイターの方におすすめのPCをご紹介します。3DCG映像(映画、アニメ、ゲームなど)の世界では日進月歩の勢いで表現方法が進化しており、CGグラフィックスへの要求もそれに応じて高まっています。3DCG動画、CGアニメーションを制作するためのソフトウェアには、Autodesk Maya、Autodesk 3DSMAX、Cinema4Dなどがあります。
3DCGアニメーション制作を行う用途であれば、「シミュレーション」や「レンダリング」をするときに高い性能を持つPCが必要です。また、3DCGソフトウェアで映像を制作後、After Effectsなどの動画編集ソフトウェアで合成を行ったり、エフェクトをかけたりする場合にも、他の動画編集PC同様にパソコンの性能が要求されます。
デジタル作画による2Dアニメーション制作者向けのPC
デジタル作画では、CLIP STUDIO PAINT PROなどのアニメーション制作ソフトウェアが使われます。また、アニメーションの仕上げ作業(アニメ撮影)や編集作業ではAfter Effectsなどの動画編集ソフトウェアが使用されることが多いです。2Dアニメーションの作画作業に適したパソコンをご紹介いたします。
アニメーションの仕上げ作業や編集作業も一つのパソコンで完結させたい方には、「フルHD動画編集向けのPC」からお選びください。
パソコンショップSEVENのE
E の納期
直近の実績として出荷まで平均で1.4営業日で出荷しております。
最大で5営業日お時間をいただいております。
オーダーメイド製品のため、納期に幅をいただいております。
ハイエンドや大型の構成は平均よりも長めにお時間をいただく場合がございます。
安心の国内生産、国内サポート
東京秋葉原にて製造・動作チェックを行い、出荷しております。
相性は事前にチェック済み
当店で事前に検証を行ってパーツ同士に相性問題が起こらないことを確認し、問題のないパーツをカスタマイズリストに掲載しております。
規格が合わない、電源容量を超える、組み合わせで干渉し取付けができないといったパーツには×マークがつき、選択できないようになっています。リスト内でカスタマイズできるパーツは安心してお選びいただけます。
きっちり裏配線 ベテランスタッフが1台1台組み立てます
10年以上組み立て経験のあるベテランスタッフが組み立てております。
出荷前に全台でテストを行っており、安心してご使用いただけます。
全台を丁寧に動作確認して出荷します
OS有無のご注文に関わらず、すべてのご注文で出荷前にWindows10をインストールし、動作確認を行います。
使用パーツの検品、USB・LAN・サウンド・映像出力の全ポートの正常動作確認 (ご注文の構成で仕様上入出力ができるポートのみ)、
CPU・メモリ・グラフィックカード・ストレージ・ファン類の動作テストを行ったうえで出荷いたします。
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