パソコンの動作チェックについて – スイッチや外部接続機器のチェック

パソコンのトラブルが起きた際に、
弊社にパソコンを送っていただく前に問題の切り分けを行うために
かんたんな動作チェックをしていただくことがございます。
以下の内容はその様な場合にお客様に試していただくチェックも含まれております、
トラブルが起こった際にはご参考いただければと思います。

電源部分のI/Oスイッチ

PCの背面に「I/O」の切替えスイッチがある場合
パソコン背面上部の電源ユニットのI/Oスイッチが
「I」側に倒れていることを確認してください。

電源スイッチを正しく押しているか?

押すスイッチを間違っていませんか?
ケースの前面にスイッチが複数あります。
また、ケースによっては電源スイッチが分かりづらく、
リセットスイッチは特に押し間違いしやすいです。
よくケースの前面パネルを見てみてください。

マザーボードの電気的な仕様

一部のメーカーのマザーボードの仕様で
・コンセントを入れてすぐ
・電源の元スイッチを切っていた場合
・前回の起動から時間が開いた場合

など電源が完全にシャットダウンされた状態からの
初回起動時など過負荷がかかりそうな場合に
1回目のみ一瞬ランプが点いてすぐに一度電源が切れる現象があります。
また、同じく電源ケーブルをコンセントに挿してから
10秒程度時間を開けないと電源が入らない場合もあります。
1分ほど待ってから再度電源スイッチを押してみてください。

ディスプレイとマザーボードの仕様

マザーボードのメーカーやディスプレイの機種、
あるいはそれらの組み合わせによっては
スイッチを入れてからディスプレイの画面に反応が出るまで
5-10秒程度時間があります。
また高機能なグラフィックカードほど起動に若干間があることがあります。
ボタンを押して電源をすぐ切ってしまっている場合は焦らずに少し待ってみてください。

タコ足配線による不安定な電力供給

タコ足配線状態の場合、
一番元のコンセントから電源を取ってみてください。
パソコンは起動時にかかる負荷が高いため、
電力の供給が不安定なタコ足配線にはとても弱いとされています。

テーブルタップをご利用いただいている場合

テーブルタップに接続している機器の合計電力数を計算し
上限値を上回っている場合は元のコンセントから電源を取ってみてください。
(ほとんどのテーブルタップで1500Wが上限になっていると思われます)
テーブルタップの上限値を下回っている場合には、
パソコンが接続しているコンセントが故障している場合も考えられます、
別のコンセントに接続をしてみてください。

外部機器の接続

周辺機器との相性等も考えられます、
キーボード、マウス、ディスプレイだけの最小構成で動かしてみてください。
そこから接続機器を1つずつ増やしながら再起動を繰り返すことで、
原因となる機器の特定につながります。

キーボードの接続相性

まれにキーボードの相性で起動しないというケースがあるようです、
これはキーボードの電源操作を行うキー(powerキーなど)が誤動作する事が原因です。
USBキーボードで多く問い合わせがあるトラブルなので、
PS2接続のキーボードをお持ちでしたらそちらをお試しください。

電源ケーブルの断線

電源ケーブルの断線が起こることがございます。
動作チェックの際に合わせて付属の電源ケーブルの断線チェックも行っていますが、
束ねたままであるためごくまれに輸送中に断線が起きる場合がございます。
ディスプレイや家電一般に添付されている一般的なタイプのケーブルなので
端子形状が同タイプのものがあれば差し替えて起動してみてください。

以上の項目に該当しない、
あるいはチェックしたけど起動がしない場合には
弊社に問い合わせのメールを送ってください。
なお、その際に
・発生日時
・発生時にしていた作業
・現在の詳細な状況(パソコンが起動しない/電源は付くけどすぐ落ちるetc…)

といった詳細を記入いただければ大変助かります。

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