Windows11にアップグレードするには設定が必要で、
TPM2.0を有効にする必要があります。
・インテル Coreシリーズ8000番台以降
(Core i7-8700Kなど8000番台以上の数字が付くシリーズ)
・AMD Ryzenシリーズ2000番台以降
(Ryzen 7 2700など2000番台以上の数字が付くシリーズ)
に設定項目があります。
(上記以前のCPUはTPM2.0非対応のため、Windows11の要件を満たしません。)
パソコンの電源投入直後にキーボードの「Delete(Del)」キーを連打してください。
マザーボードの設定画面である(UEFI) BIOSの画面に入ります。
メーカーによってTPM2.0の設定の項目名や場所が異なります。
以下、メーカーごとに手順を記載します。
英語設定での設定方法を記述しています。
BIOSのlanguageを日本語に設定している方は読み替えてください。
各メーカー 設定手順
確認したモデルの設定方法を記述していますが、
同じメーカーでも製造時期、グレードによって表現が異なる場合があります。
ASUS製マザーボード+インテルCPU
ASUS製マザーボード+AMD CPU
ASRock製マザーボード+インテルCPU
ASRock製マザーボード+AMD CPU
MSI製マザーボード+インテルCPU
MSI製マザーボード+AMD CPU
ASUS製マザーボード+インテルCPU(Core ixxなどのCPU)
BIOSメニュー上の「Advanced」タブ
→「PCH-FW Configuration」
→「TPM Device Selection」の項目で「Firmware TPM」を選択
→BIOSメニュー上の「Exit」タブ
→「Save & Exit」で設定を保存して閉じます。
ASUS製マザーボード+AMD CPU(Ryzen 7などのCPU)
BIOSメニュー上の「Advanced」タブ
→「AMD fTPM configuration」
→「TPM Device Selection」の項目で「Firmware TPM」を選択
→BIOSメニュー上の「Exit」タブ
→「Save & Exit」で設定を保存して閉じます。
ASRock製マザーボード+インテルCPU(Core ixxなどのCPU)
BIOSメニュー上の「Security」タブ
→「Intel(R) Platform Trust Technology」の項目で「Enabled」を選択
→BIOSメニュー上の「Exit」タブ
→「Save & Exit」で設定を保存して閉じます。
ASRock製マザーボード+AMD CPU(Ryzen 7などのCPU)
BIOSメニュー上の「Advanced」タブ
→「CPU Configuration」
→「AMD fTPM switch」の項目で「Enabled」を選択
→BIOSメニュー上の「Exit」タブ
→「Save & Exit」で設定を保存して閉じます。
MSI製マザーボード+インテルCPU(Core ixxなどのCPU)
BIOSメニュー上の「Settings」タブ
→「Security」
→「Trusted Computing」
→「CPU Configuration」
→「Security Device Support」の項目で「Enabled」を選択
→「TPM Device Selection」の項目で「PTT」を選択
→BIOSメニュー上の「Exit」タブ
→「Save & Exit」で設定を保存して閉じます。
MSI製マザーボード+AMD CPU(Ryzen 7などのCPU)
BIOSメニュー上の「Settings」タブ
→「Security」
→「Trusted Computing」
→「CPU Configuration」
→「Security Device Support」の項目で「Enabled」を選択
→「AMD fTPM switch」の項目で「AMD CPU fTPM」を選択
→BIOSメニュー上の「Exit」タブ
→「Save & Exit」で設定を保存して閉じます。
PCを再起動したらMicosoft Windows 11公式にアクセスし、ご確認ください。
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