メモリのチェック方法 (Memtest86+)

Windowsのメモリ診断ツールも便利なツールの一つですが、
Windowsが起動しないトラブルに見舞われた時には利用できない欠点があります。
(厳密にはCDから起動することで利用できます)
ここではフリーのメモリ診断ツールであるmemtest86+について、
ブータブルCDから起動する場合(CD起動を行う)の手順を説明しています。

[1]■Memtest86+のダウンロード

■Memtest86+
の最新バージョンの
「Download – Pre-Compiled Bootable ISO (.zip)」
をダウンロードしてzipファイルを解凍してください。
isoファイル(CDイメージファイル)が出来ます。

[2]起動用memtestCDの作成

isoファイルを元にライティングソフトでCDを作ります。
ISOファイルからのCDの作り方が判らない場合はこちらのソフトウェアを使用してください。
■DeepBurner
(サイトは英語ですがソフトウェアは日本語に対応しています)
ダウンロードは「Download DeepBurner」の下の
「DeepBurner Free 1.9」の横の「Download」をクリックします。
インストールしたらソフトを起動し、空のCD-Rをセットしてください。
1. 「ISOイメージの書き込み」をクリック
2. 「イメージファイル」の「…」から上のISOファイルを選択
3. 「ISO書込み」をクリック
でCDが作られます。

[3]起動用memtestCDから起動する

このCDを入れた状態でパソコンを起動(再起動)してください。
発送時の状態でBIOSを変更していなければ
Windowsの代わりに自動的にCDから起動します。
起動画面にて「Boot From CD/DVD…」などのメッセージが出た場合は
メッセージ中にENTERキーを押してください。
BIOSのリセットや起動順位を変更した場合は
CDドライブの優先順位をHDDよりも上にしてください。

[4]memtest86+が起動

「Memtest86+」というタイトルの青い画面に変われば起動完了です、
起動すると自動的にチェックが始まります。
メモリ容量によってテスト時間は異なりますが、
1回終了ごとに10~60分程度かかります、
念のため3回ほどテストが完了するまでチェックをしてみてください。
(1回終了するごとにPassという数字が増えていきます)

[5]エラーのチェック

3周完了までに下に赤いエラーが出ないか確認してください。
下の余白に赤いエラーが出た場合はメモリの故障の可能性があります。
メモリテストはESCキーでいつでも抜けれます。
ソフトは2つ連続でエラーが検出されると
その後はほぼ全てエラーになるので抜けてください。

上記手順でエラーが検出された場合、
弊社に問い合わせの際にその旨をお伝えください。

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