32ビット版に対する64ビット版OSのメリット・デメリット

OSの各エディションには32ビットと64ビットがあります

以下 64ビット版OSのメリットとデメリットです。
64ビット版OSをご指定いただく場合はご注意ください。

[メリット]

・3GBより大きなメモリが使用可能
32ビット版OSでは メモリの限界が約3GBです。
・3GB以上のメモリに関するご注意
※64ビット版OSでは物理メモリ領域限界は

Windows 10 Home 128GB
Windows 10 Pro 512GB
Windows 8.1(8) 128GB
Windows 8.1(8) Pro 512GB
Windows 7 Home Premium 16GB
Windows 7 Professional / Ultimate 192GB

となっています。
※参考リンク
どれを買えばいい? Windows 7エディション全部解説(ascii.jp)
Windows 8.1 エディション別機能比較(microsoft)

・2.2TBより大きなHDDが使用可能
内蔵・外付けを問わず、32ビットOSで認識可能なHDDは2.2TBまでです。
3TB、4TBといったHDDがすでに主流となっていますが
これらのドライブは32ビットOS上では正常に認識出来ません。

・性能が向上します
ソフトウェアによって差がない場合もありますが平均的に若干性能が上がるようです。

・ウイルスに感染しにくい

[デメリット]

・一部の32bitアプリケーションが正常に動作しない
→理論上は 32ビット用のソフトウェアも動くように設計されているようですが
基本の構造が違うOSですので問題の発生するソフトウェアもあるようです。
Windows7はVistaと比較してWindowsXPの時代の
ソフトウェアとの互換性がかなり改善されています。
またWindows7 Professional・Ultimateは
32ビット版WindowsXPの仮想環境「XPモード」が使用可能です
(要別途インストール)

・16bitアプリケーションが動かない
→例外なく全て動きません。

・32bit CPUにインストールができない

・周辺機器でドライバが必要なものが一部使えない
現在WindowsXPをご使用でWindowsVista発売の2006年以前、
Windows7発売の2009年以前の周辺機器をご使用予定の場合は
メーカーページで事前に64ビット版ドライバの有無をご確認ください。

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